林業転職

【林業への転職を考えている人へ】林業が適職だと思う人の特徴

どうも、元フォレスト ワーカーのkitajinと申します。

本記事では、林業に転職を考えているけど、ふんぎりがつかないという人に向けて、林業の適性について解説しています。

僕は10年間、林業をに携わっていきましたが、 自分で向いてると思ったことは一度もありませんでした。しかし、中には本当に林業に向いているな、という人もたくさん見てきました。

林業に向いている人たちの特徴を集めてみたので、多く当てはまる人は、林業の転職を考えてみてはどうでしょうか。

kitajin

この記事を書いた人

kitajin
  • 静岡県浜松市で10年間林業に従事

(素材生産業者で伐採を主にやっていました)

  • 林業に関する基本的資格はすべて取得

(林業架線作業主任者の国家資格取得者)

  • 林業の情報を発信したくて林業ブログを運営

(運営歴1年の新人です)

林業の魅力や重要性などを実体験を通して発信していくつもりなので、林業に転職を考えている方は参考にしてください。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

林業が転職だと思う人の特徴

木が好き

木への愛情を抱く人がいました。

香りや手触りが好きとか、木目や立っている姿がいいといったような、木が好きな人にも好きなポイントとしてあるようです。

確かにヒノキの香りは、芳香剤にもなっているので分かりますが、僕は木に愛着は抱けなかったです。

また、木が好きと言っても、木を倒すのが好きな人もいます。

あの大きな木を倒すことに、やりがいを感じる人は、多いと思います。しかし、こればかりはやってみないとわからないので、一度、木を倒してみたいと思った人は、チャレンジしてみてもいいかもしれません。

体が丈夫

生まれてこの方、大きな病気になったことがないとか、毎年風邪をひかないなど、人より健康に自信がある人も林業に向いています。

また、少しのケガなどを気にしない人も向いていると思います。

作業していると、ちょっとしたケガや筋肉痛などを起こすので、そういうことにあまり引っ張られない人が良いでしょう。

昔一緒に働いていた先輩作業員は、本当にタフで、七十近くなっても毎日働いていてもどこが痛いとか愚痴を聞いたことがありませんでした。

また、回復力が早い人も向いています。

自分は人より、健康で病気ケガに強いという人は、林業をやってみてはどうでしょうか?

道具が好き

道具好きの人とは、道具を使用することはもちろんのこと、収集することも好きなようです。

工具を使って何かをするということもそうですが、道具の性能やフォルム、匂いが好きという人もいました。

道具を大切にする人は、仕事のできるというのは本当です。

人付き合いが得意でない

林業をやる上で、必要以上の人付き合いは必要ありません。

もちろん、仕事でのコミュニケーションを取ることは、大切です。

安全に作業をするためには、 コミュニケーションが不可欠です。

しかし、作業中は、誰とも話さず黙々と仕事をすることができます。

一日中誰とも口をきかなかった、何てこともありました。

仕事の付き合いをしっかりしていれば、人嫌いでも勤まります。

正社員で働きたい

多くの事業体は、正社員で雇ってくれるでしょう。

契約社員などの雇用形態もあるようですが、 ボクが働いているときは、地域の事業体はだいたい正社員で雇ってくれました。

給料面も、補助金などが充実しているために、そこまで安いということはないです。

派遣社員や期間労働者みたいな人たちからすると、安定した職業かもしれません。

大自然に囲まれても平気

自然の中で半日近くいることに耐えられる人でなくてはいけません。

大自然の中にいると、ふと不安になることがあります。

現代人は、あまりにも人工物に慣れてるせいで、何もない自然の中にポツンと1人残されると、ふと不安になることがあります。

スマホの電波は、一昔前は通じないところが多々ありました。

そんな心細いところで、仕事をしないといけないというのは、やはり苦痛な感じるものです。

林道の運転が得意

林業では、人があまり通らない林道を延々と車で走り、現場に向かいます。

車一台がやっと通れるほどの細い道や、舗装されていない、雨で地面が掘られて凹凸ができた道、落石などで岩がゴロゴロ転がった道、この道で本当にあっているのか?と疑いたくなるほどの草ぼうぼうの道などを走ることを余儀なくされます。

車一台がやっと通れる林道で、対向車と出くわして、数百メートルバックしなくてはならないこともあります。また、落石を踏んでパンクしたり、道の端にタイヤがハマって、動けなくなったこともありました。

山道の運転が得意で、走っていてワクワクする人は、間違いなく林業にむいています。

虫が好き

林業をしていると、真冬以外はほとんど虫が間近にいると考えていてもいいでしょう。

虫が出ただけで大騒ぎするような人間では、とても立ち入れない世界です。

また、虫だけではなく、蛇やトカゲやカエルなどの爬虫類や両生類などもいます。

多くの生物が共存するのが山の中なので、自然と同類に虫も平気という人じゃないと務まりません。

太陽が好き

外で仕事をしてるということは、太陽とは避けることはできません。

林業の作業は、ヘルメットにフェイスガード、手袋に長袖、長ズボンを履いてやります。

なので、日焼けの心配はあまりありませんが、しかしその暑さにやられてしまいます。

真夏など、熱中症で気分が悪くなる人はかなりいました。

炎天下でも活動できる人は、本当に林業に向いてると思います。

細かいこだわりを持っている

木を倒すことは、一見、大雑把に見えて、実は細かい作業が多いです。

慎重な性格の方が、ミスがなく安全に作業ができるからです。

大雑把すぎる人は、多少のミスが起きても挽回できると思っています。

確かに多少のミスは、挽回できますが、しかし、取り返しのきかないミスになる可能性があるということが一番恐ろしいです。

何の資格も持っていない

現代の日本では、多くの資格を持っている方が就職や転職に有利とされています。

しかし、林業は何の経験も資格もなくても、未経験から転職、就職することが可能です。

林業には雇用補助制度があり、『緑の雇用』という3年間で、林業の仕事が一通りできるまで成長させるカリキュラムがあります。

しかも、そのカリキュラムは自分の事業体にいて行うことができるのです。

その間の給料も一部補助金として賄ってもらえるのです。

補助金により、事業体も、新人教育に力を入れられますし、本人も一人前に作業士になれるように頑張れます。

朝型である

林業は、朝日が昇って日が沈むまでが仕事です。

なので、当然、朝型の人にタイプじゃないと務まりません。

夜型のタイプで、朝が苦手だったら起きられませんし、 体調を悪くしてしまうかもしれません。

最低でも6時までには起きて、作業できるような状態で毎日来れる人じゃないと勤まりません。

お金よりやりがいのある仕事がしたい

林業の平均年収は約350万円です。一般職の中でも低い方に位置します。

その上 重労働であり 前述したような 様々な困難が待ち受けています。

なので、お金を求めていたら、なかなか勤まるものでもなりません。

お金より自分のやりがいを求めていたり、まあなんとなくやっているけど、そこまで頑張らなくても生きていけるだけも増えれば食えるだけでいいという人には向いてると思います。

なので、お金以外のやりがいを持っているということは重要です。

体を動かすのが好き

体を動かすことが好きでないと、とても務まりません。

食事によるでしょうけど、1日中チェーンソーを持って山を歩きを切るということにはものすごい体力が必要です。

それぐらいできる仕事がないとやる気がとても続きません。

何も仕事動きたくない 一日中座っていたいというような人にはとても止まらない 仕事です。

雨に濡れるのが気にならない

林業は天候に左右される仕事です。

突然、雨が降ってきたり、雪が降ってきたりするような時でも仕事をしないといけない場合があります。

泥だらけになりながら、チェーンソーで木を切ることもあるでしょう。

そういうことが平気な人じゃないとさすがに勤まりません。

綺麗好きである

雨に濡れると体が汚れます。

服が汚れているものが全て汚れます。

チェーンソー も汚れます。

あらゆるものが汚れます。

それでも汚れを 拭き取って掃除をしてまた仕事をしないといけません。

そういうことは普通にできる人ではないとなかなか伝わりません。

毎日同じでつまらない

毎日、同じ時間に同じところに行って、同じ風景を見ながら、同じ仕事をして同じ時間に帰ってくる。

そういう生活に辟易とした人は、林業が向いているというより、林業などどうでしょうか。

林業には、いろんな現場があり、また様々な出来事が起きるので、常に新鮮な気持ちでいられることは間違いないです。

また、大自然に囲まれているので閉塞感はなく、作業はきつくても気持ちがいい職場だとは思います。

花粉症がひどくない

林業は、杉の中ので仕事をするようなものです。

当然、花粉は周囲に増しており、春先などは、花粉をよけて通ることはできません。

なので、花粉症がひどい人にとっては、とても勤まるものではないです。

昔勤めてた人の中で、杉アレルギーの人がいました。

その人は、花粉症ではないのですが、長年、杉の粒子が目に入ったことにより、瞼が腫れて目が開けられなくなり、辞めていきました。

ボクが働いてた事業体でも、たくさん花粉症の人がいたので、特異体質でない限りは大丈夫そうです。

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まとめ

kitajin

林業に向いている人を挙げていくと、なかなかあげていくと、なかなか狭き門ですね。

全て、当てはまらなくてもいいので、幾つか当てはまり、 なおかつ林業をやりたいという情熱があれば、やる価値はあります。

参考までにkitajinはどうだったかというと、

  • 木が好き△ あまり興味はありません
  • 体が丈夫〇 
  • 道具が好き✕ 機械オンチ
  • 人付き合いが得意でない〇
  • 正社員で働きたい〇
  • 大自然に囲まれても平気△ 一秒でも早く家に帰りたかった
  • 林道を車で走るのが得意△ 林道はあまり得意ではない。特にバックが嫌い
  • 虫が好き✕ けど、怖くはない
  • 太陽が好き✕ サングラスをかけて日焼け止めを塗ってました 
  • 細かいこだわりを持っている✕ メチャクチャおおざっぱ
  • 資格がない〇
  • 朝型である〇
  • お金よりやりがいがある仕事がしたい〇
  • 体を動かすのが好き〇
  • 雨に濡れるのが気にならない✕ 林業で働いて雨嫌いになった
  • 綺麗好きである〇
  • 毎日同じでつまらない○
  • 花粉症がひどくない△ 花粉症だけど、ひどくはなかったです

〇9 ✕5 △4

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