
林業に転職したいと考えているんだけど、一体どこに問い合わせしたらいいんだろう?
どうも元フォレストワーカーのkitajinです。
現在、林業に転職を考えているあなたは、いろいろと調べてみて、何処を頼ればいいのか迷っているかもしれません。ネットで調べてみても、様々な情報が溢れて、何を信用していいのか分からないかもしれません。
そこで、本記事では面接にたどり着くまでの道順について紹介していきます。
結論から言えば、緑の雇用制度に頼るのが最善ですが、これから紹介する方法のどれを選ぶかによって、あなたの将来が変わってくるかもしれません。
では、なぜ入口が違うだけで、未来が変わってしまうのかについて解説していきます。

この記事を書いた人

- 静岡県浜松市で10年間林業に従事
(素材生産業者で伐採を主にやっていました)
- 林業に関する基本的資格はすべて取得
(林業架線作業主任者の国家資格取得者)
- 林業の情報を発信したくて林業ブログを運営
(運営歴1年の新人です)
林業の魅力や重要性などを実体験を通して発信していくつもりなので、林業に転職を考えている方は参考にしてください。
※本記事には、プロモーションが含まれています。
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林業への入口

林業労働力確保支援センター
まずは、都道府県が指定する林業労働力確保支援センターに問い合わせるという方法です。
林業労働力確保支援センターは、「林業労働力の確保の促進に関する法律」に基づき都道府県知事が指定するものです。
林業労働力確保支援センター一覧:林野庁 (maff.go.jp)
平成8年に「林業労働力の確保の促進に関する法律」が施行されました。
この法律により、林業の労働力確保のために、各都道府県に林業労働力支援センターが設立され、相談窓口として今も機能しています。林業に就労したい場合、まずは、自分が就労したい都道府県の支援センターに、問い合わせてみるのもいいかもしれません。
ハローワーク
林業の求人を探す時、あらゆる職業が登録されているハローワークで探せばいいだろうと考えているかもしれません。
しかし、ハローワークでは、求人が限られているのが現状です。また、ハローワークでは就活だけではなく失業保険などの受付もしています。大勢の人がやってきて待たされるかもしれないので利便性があまりよくありません。
ただし、あなたが今の仕事を辞めて、失業保険の申請をするタイミングで職業訓練を受けたいならハローワークは最適です。
ハローワークでは林業をしたい人に対して、林野庁が主導で行っている『緑の雇用』の林業支援への参加を受け付けています。
ですので、失業手当をもらいながら、林業について基礎的な部分を学ぶことができるのです。
ガイダンス
林業に転職を考えているなら、林業ガイダンスもいいでしょう。
先ほど紹介した緑の雇用でもガイダンスを定期的に行っていますし、全国森林組合連合会でも『森林(もり)の仕事ガイダンス』というものを全国主要都市で行っています。
林業に携わる人たちの生の声を聞けるので、とても有意義な機会となることでしょう。
新たな林業の担い手の確保・育成を目的に、森林・林業に関心を持つ人を対象に行なわれる説明・相談会。会場には、都道府県の林業労働力確保支援センターなどによる「都道府県相談ブース」と、全国森林組合連合会による総合的な相談窓口「総合相談ブース」を設け、各地の林業に関する情報や林業の仕事内容、就業までの流れについての説明や来場者からの相談に応じる。
令和4年度 「森林(もり)の仕事ガイダンス」東京、大阪、名古屋、福岡で開催 全森連|JAcom 農業協同組合新聞
しかし、時期がずれると待たないといけないので、今すぐに就職したい人にとってはもっと現実的な方法が良いかもしれません。
また、業界の人間なのでよくない事は基本いいません。客観的な視点が欠けているかもしれません。
転職サービス
転職サービスは転職のプロであり、転職に関する多くの情報を網羅しており、あなたの理想の職場を探す手伝いをしてくれます。
また、林業の適性なども判断してくれて、万が一、林業にそぐわない場合でも他業種への転職もサポートしてくれます。なので、自分に合った仕事がしたいという人にとっては、頼れる存在ではないでしょうか。
自分が本当は何がしたいのか、どんな職業があっているのかはなかなか自分ではわかりづらいものです。そこで、転職のプロである転職エージェントに頼れば、あなたの希望の職場が見つかるかもしれません。
もちろん、林業の転職もちゃんとサポートしてくれるの任せられます。ただし、あなたは転職サイトを利用するのに慣れていないかもしれません。本当に転職をサポートしてくれるのか不安があるかもしれません。
心配しなくても無料で登録が出来て、後は任せておけば安心ですし、他の就活とも同時進行できるです。
ホームページ
各事業体では、自社のホームページを作成している場合もあります。
自分が働きたい地域で、『地域名 林業』で検索してみるとそこの地域の事業体がいろいろと出てくるので、ホームページを見て、問い合わせてみてもいいかもしれません。
ホームページを見れば、その事業体の概要が分かり、どんなところに力を入れているのかが分かるのでおすすめです。
しかし、求人と乗っていても現在は受け付けてなかったり、何も知らない状態からいきなり応募してもハードルが高くなっているかもしれません。さらに、現時点でホームページがない会社もあるので、自分の希望の会社が見つかるとは限りません。
林業大学
こちらは就職ではないですが、林業大学に行ってみるのもいいかもしれません。
林業大学で学べば、より深く林業への理解が深まり、その後の進路も多様化するのではないでしょうか。木を伐るだけでなく、山林を守る取り組みや今後の林業の在り方など幅ひろくい知識が身につきます。
一年制と二年制があり、授業料などの費用も掛かりますが、その後の道が付きやすいので、自分の望んだ事業体に就職できやすくなるのも特徴です。
林業はいつ始めるのが最適か?
それでは、林業に転職するのは、何時のタイミングがいいのか?
答えは春か秋です。
理由は、季節が穏やかで、体に負担が少ないからです。ですので、新年度のタイミングがいいのは間違いありません。
この時期に入社して、夏までに体力をつけて夏を乗り越えて、冬場には入って行くというのが肉体的にも精神的にもよいでしょう。
逆に最悪なのは夏です。
以前、ボクが働いていた事業体で聞いた話では、ホントか嘘か、夏に入ったその人は、水を毎日20リットル持ってきて仕事をしていたが、飲んだものはすぐに汗となって出ていき、あまりのキツさに一ヶ月持たずに辞めてしまったとのことでした。
あくまでも極端な例ですが、それくらい夏場はキツイと覚えておいてください。
最後に

林業に転職をしたいなら、入口は大切です。
自分にあった職場をみつけることこそ、長く勤めることができ、自分を守る手段でもあるのです。そう言いたくなるくらい、林業では働き場所が重要なのです。
上で取り上げた中のモノを、組み合わせてみてもいいのです。自分に合った職場を選べるように、様々なアプローチが重要になってきます。