林業転職

女性でも林業で働けるのか|現場経験者が安易にすすめない理由

kitajin

どうも、林業個人事業主のkitajinです。

林業に興味を持つ女性は、少しずつ増えているように感じます。

自然の中で働きたい。
体を動かす仕事がしたい。
山や木に関わる仕事をしてみたい。

そう考えて、林業への転職を調べている女性もいるかもしれません。

実際に、林業の現場で働いている女性もいます。造林、下刈り、重機作業、現場管理など、仕事内容や事業体によっては女性が活躍している例もあります。

ただし、正直に言えば、私は女性の林業転職を安易にはおすすめしません。

理由は、これまで見聞きしてきた中で、林業に入った女性の多くが長く続かずに離れているからです。

もちろん、これは私の見てきた範囲での話です。全国すべての女性林業従事者に当てはまる話ではありません。

それでも、現場を長く見てきた立場からすると、女性が林業で働き続けるのは簡単ではないと感じています。

この記事では、女性が林業に転職する前に知っておきたい現場の現実、女性が続きにくい理由、男性社会として作られてきた林業の構造、そして本気で林業を考えるなら確認しておきたいことを、現場目線で整理していきます。

林業への転職を考えている女性には、ぜひ最後まで読んでほしい内容です。

この記事で分かること

・女性でも林業で働けるのか
・女性が林業で続きにくい理由
・女性の林業転職で注意したい現場の現実
・女性に理解のある事業体を選ぶ大切さ
・面接や現場見学で確認しておきたいこと
・林業に向いている人、慎重に考えた方がいい人
・本気で林業を考える前に知っておきたいこと

この記事を書いた人

kitajin
  • 静岡県浜松市で10年間林業に従事(素材生産業者で伐採を主にやっていました)
  • 現在 静岡県浜松市愛知県新城市などで個人事業主として、主に素材生産などを請け負っています
  • 林業に関する基本的資格はすべて取得(林業架線作業主任者の国家資格取得者)
  • 林業の情報を発信したくて林業ブログを運営(運営歴5年です)
  • noteでは「五十代、林業個人事業主の独り言」として、林業コラムを書いています (林業コラムはこちらhttps://note.com/banbi_ni201

林業の魅力や重要性などを実体験を通して発信していくつもりなので、林業に転職を考えている方は参考にしてください。

※本記事には、プロモーションが含まれています。

林業で働く女性はまだ少ない

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林業の世界でも、女性の活躍を進めようという動きはあります。

林野庁のページでも、林業の機械化が進んだことで、素材生産や森林調査などで女性が活躍する場が増えていることや、女性の視点を活かした加工、ブランディング、販売活動への期待が紹介されています。

また、女性林業関係者のネットワークづくりや、女性向けの研修、女性が活躍する林業の仕事を紹介するパンフレットなど、女性の参入や定着を支援する取り組みも行われています。

しかし、女性の活躍を進める動きがあることと、実際に林業の現場で女性が働いていることは、分けて考えた方がいいです。

参照 林業における女性の活躍:林野庁 (maff.go.jp)

林野庁によると、林業の現場業務に従事する林業従事者数は、平成27年から令和2年にかけて横ばいに転じ、令和2年時点で約4.4万人となっています。

一方で、女性の林業従事者は、昭和55年には約2.4万人、全体の約16%でしたが、直近では約3千人、全体の約6%となっています。

つまり、女性の活躍を進める動きはあるものの、林業の現場作業に限って見れば、女性はまだかなり少ないのが現実です。

ここで大切なのは、「女性が少ないから林業は無理」と決めつけることではありません。

実際に、林業の現場で働いている女性はいます。造林、下刈り、重機作業、森林調査、現場管理など、仕事内容や事業体によっては女性が力を発揮している例もあります。

ただし、女性がまだ少数派であることは、林業に転職する前に知っておいた方がいい現実です。

出典:林野庁「林業における女性の活躍」

林業転職を安易にすすめない理由

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林業に興味を持つ女性が増えることは、林業にとっても重要なことです。

ただ、実際の林業の現場には、外から見ただけでは分かりにくい大変さもあります。

そのため、女性の林業転職については、良い面だけを見て簡単にすすめることはできないと感じています。

私が女性の林業転職を安易におすすめしない理由を、現場の実情に沿って整理していきます。

女性林業従事者の数字は、その中身も見ておきたい

林野庁の資料を見ると、昭和55年には女性の林業従事者が約2.4万人、全体の約16%いたとされています。

この数字だけを見ると、「昔の方が女性は林業で多く働いていたのではないか」と感じる人もいるかもしれません。

ただ、ここは少し慎重に見た方がいいと思います。

昔の女性林業従事者の中には、現在のように林業事業体に雇用され、現場で働く女性だけでなく、家業として山仕事を手伝っていた女性、里山周辺の作業に関わっていた女性も多く含まれていた可能性があります。

また、そうした女性の多くは、山村や里山の暮らし、家業の仕事の延長として、昔から自然に山と関わってきた人たちだったはずです。

これは、山や林業とほとんど関わりのなかった人が、いきなり林業事業体に転職して現場に入ることとは、条件が違います。

同じ「女性が林業で働く」という言葉でも、地域の暮らしや家業の延長として山に入ることと、未経験から雇用されて林業の現場作業員になることは、分けて考えた方がいいのではないでしょうか。

つまり、昔の女性林業従事者数が多かったことを、そのまま「女性が林業会社の現場作業員として広く活躍していた」と読むのは、少し違うのではないかと感じます。

だからこそ、女性の林業転職を考えるときは、「昔は女性も林業に多くいた」という数字だけで判断しない方がいいと思います。見るべきなのは、今の林業事業体の中で、女性がどのような仕事を任され、どのように育てられ、どのくらい続いているのかです。

女性を受け入れる体制が整っていない事業体もある

私が女性の林業転職を安易にすすめない理由の一つは、女性を受け入れる体制が十分に整っていない事業体があるからです。

もちろん、昔から女性が山に関わってこなかったわけではありません。

地域によっては、里山の暮らしの中で女性が山に入り、植林や下草刈り、山仕事の手伝いに関わってきた歴史もあります。

ただ、現在の雇用労働としての林業現場を見ると、現場作業員の多くは男性で、男性作業員を前提に組まれてきた部分が大きいのです。

そのため、女性が林業に入る場合、単に仕事内容を覚えるだけでなく、男性中心の現場に入っていく難しさもあります。

たとえば、以下のようなことが問題になります。

女性が働くうえで確認したい現場環境

・女性用の更衣スペースやトイレが十分に整っていない。
・体調面の相談をしにくい。
・どこまで作業を頑張ればいいのかに迷う。

事業体側も、女性従業員にどこまで作業を任せればいいか判断に迷う場合があります。

男性作業員と同じ基準で見られる一方で、危険作業や重い作業は任されにくいこともあります。

会社側に悪気がなくても、女性が現場で働くことを具体的に想定できていない場合、働きにくさは出てきます。

つまり、女性が林業で長く働けるかどうかは、本人のやる気だけでは決まりません。

受け入れる事業体側に、女性をどう育て、どう働いてもらうのかを考える準備があるかどうかも重要になります。

林業は想像以上に体力を使う仕事

林業は、想像以上に体力を使う仕事です。

たとえば、次のようなことが毎日の疲れにつながります。

疲れるポイント

・重い道具を持って移動する
・急な斜面を登り降りする
・夏は暑く、冬は寒い中で作業する
・雨の後は足元が滑りやすい
・虫に刺されたり、まとわりつかれたりする
・泥や木くずで服や体が汚れる

一つ一つは小さなことに見えても、毎日の現場で積み重なると、かなり体にこたえます。

林業に興味を持つ人の中には、「自然の中で働ける仕事」というイメージを持っている人もいると思います。ただ、実際の現場は、きれいな自然の中で気持ちよく働くだけの場所ではありません。

体力を使い、汗をかき、汚れ、天候に左右されながら働く仕事です。

一日だけなら頑張れても、それを毎日続けるとなると話は変わります。

林業は危険と隣り合わせの現場仕事でもある

林業は、体力を使うだけでなく、危険もある仕事です。

たとえば、次のような危険があります。

危険なポイント

・チェーンソー作業中に、刃物による怪我の危険がある
・刈払い機作業中に、飛び石や刃の接触による怪我の危険がある
・重機の近くで作業するときは、巻き込みや接触に注意が必要になる
・斜面で足を滑らせると、転倒や滑落につながることがある
・木が倒れる方向を読み間違えると、大きな事故につながることがある

林業は、少しの油断が事故につながる仕事です。

だからこそ、現場では無理をしないこと、分からないまま作業を進めないこと、自分の体力や技術を過信しないことが大切になります。

女性の林業転職は「入ること」より「続けること」が難しい

私が女性の林業転職を安易にすすめない理由は、体力や危険だけではありません。

林業は、入ることよりも続けることの方が難しい仕事だと感じています。私がこれまで見聞きしてきた範囲で、林業に入った女性が、長く続かずに離職していく例が数多くありました。

もちろん、それを女性本人の努力不足だと言いたいわけではありません。

林業の現場そのものが、女性が長く働くことを前提に作られていない場合もあります。

だからこそ、林業に入る前に、働き続ける難しさまで知っておいた方がいいと思っています。

次の見出しでは、女性が林業で続きにくい理由を、もう少し具体的に整理していきます。

林業で続きにくい3つの理由

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林業で続きにくい理由は、一つではありません。

私が感じるのは、女性が現場に入った後、仕事の幅が広がりにくく、評価や給料につながりにくい構造です。

ここでは、女性が林業で続きにくい理由を、現場目線で三つに分けて整理します。

林業で続けられるかは「一度できるか」だけでは判断できない

ここまで書いたように、林業には体力的な負担もあり、危険を伴う作業もあります。

ただ、一日だけ現場を体験するのであれば、思ったよりできると感じる人もいるかもしれません。

最初のうちは、緊張感や気合いで乗り切れることもあります。

しかし、仕事として林業を続けるとなると話は変わります。同じような負担が、何日も、何ヶ月も、何年も続いていきます。

疲れがたまれば、集中力も落ちます。集中力が落ちれば、足元への注意、道具の扱い、周囲の確認も雑になりやすくなります。

林業では、その小さな油断が事故につながることもあります。

これは、女性だから危険という話ではありません。男性でも、疲れている時や無理をしている時は事故の危険が高くなります。

ただ、体力差や経験差がある状態で無理を続けると、本人が思っている以上に負担が大きくなることがあります。

女性が林業で続けられるかどうかは、「一度できるか」ではなく、「無理なく続けられる働き方ができるか」で考える必要があります。

怪我をした後のリスクも考えておきたい

林業で働く以上、怪我のリスクは避けて通れません。

もちろん、必ず怪我をするという話ではありません。

ただ、山の現場では、転倒、切り傷、打撲、腰や膝への負担など、怪我につながるリスクは常にあります。

これは男性でも女性でも同じです。

誰でも怪我をすれば、仕事や生活に影響が出ます。

ただ、女性の場合は、怪我をした後のリスクも考えておく必要があります。

たとえば、怪我をしたことで「やっぱり女性には危ない仕事なのでは」と周囲に思われるかもしれません。

家族や周囲から、林業を続けることを心配されるかもしれません。

本人自身も、「このまま林業を続けていいのか」と不安になることがあります。

つまり、怪我そのものだけでなく、怪我をした後の見られ方や、林業を続ける気持ちが揺らぐことまで含めて考えておく必要があるということです。

だからこそ、林業は「一度できるか」だけでなく、「無理なく続けられるか」まで考えておくことが大切です。

仕事の幅が広がりにくいと評価や給料につながりにくい

林業では、作業を覚えていくことで少しずつ一人前として見られるようになりますが、任される作業が限られていると、どれだけ真面目に働いても補助的な立場に見られやすくなります。

これは女性だけの話ではありません。

男性でも、チェーンソー作業ができない、重機に乗れない、現場判断ができないなど、任せられる作業が少なければ評価は上がりにくくなります。一方で女性の場合、体力差や安全面への配慮、現場側の先入観によって、最初から作業範囲が狭くなりやすいのも現実です。

もちろん、本人の体力や経験を無視して危険な作業を任せるべきではありません。

しかし、作業範囲がいつまでも広がらなければ経験を積む機会が減り、経験がなければ技術も身につかず、技術が身につかなければ評価も給料も上がりにくくなります。

つまり林業では、任される作業の範囲によって評価や給料が変わりやすいということです。

だからこそ、女性が林業に転職する場合は、どんな作業を任されるのか、どうやって仕事の幅を広げていけるのかを、入る前に確認しておいた方がいいと思います。

現場で誰に教わるかも、続けやすさに関わる

女性が林業で続けられるかどうかは、事業体の方針だけで決まるわけではありません。

会社としては女性の採用に前向きでも、実際に毎日一緒に働き、仕事を教えるのは現場の人です。そのため、誰の下で働くのか、誰に教わるのかによって、続けやすさは大きく変わります。

林業の現場には、今でも職人気質な人がいます。

教え方が「見て覚えろ」「分からなければ自分から聞け」「できないなら向いていない」という形になると、未経験者にはかなり厳しくなります。

もちろん、職人気質そのものが悪いわけではありません。そういう人から学べることは多いです。

しかし、こうした迷いがあっても、職人気質な人間関係の中では、なかなか言い出せないことがあります。

「この作業は自分にはまだ危ない」と言っていいのか。
「体力的にきつい」と伝えていいのか。
「男性と同じようにできない」と思われるのが嫌で、無理をしてしまうことはないか。

その結果、仕事内容そのものより、人間関係や現場の空気で疲れてしまうこともあります。

女性の場合は同性が少ないぶん、相談できる相手が限られやすく、体力差や体調面の悩みも話しにくくなりやすいと思います。

だからこそ、女性が林業に転職する場合は、会社の方針だけでなく、実際にどんな人と一緒に働くのかも見ておいた方がいいです。

それでも林業で働き続けている女性はいる

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ここまで、女性が林業で働く難しさについて書いてきました。

ただし、実際に、林業の現場で働き続けている女性はいます。

では、なぜ続いている人がいるのか。

私が思うのは、この二つです。

一つは、自分自身が林業でどう働きたいのか、ある程度のビジョンを持っていること。もう一つは、ビジョンに合う事業体を選んでいることです。

林業でどう働きたいのか、自分なりのビジョンがある

もう一つ大切なのは、自分自身が林業でどう働きたいのか、ある程度のビジョンを持っていることです。

これは、最初から立派な目標を持てという意味ではありません。

林業でどう働きたいかを考える例

・将来は現場管理をやってみたい
・造林や育林を中心に覚えたい
・森林調査や測量に関わりたい
・重機作業を覚えてみたい
・山の仕事を経験して、将来は林業を伝える側にも回りたい

こうした方向性が、なんとなくでもあるかどうかです。

男性の場合、ただ「林業をやってみたい」という入り方でも、現場でいろいろな作業を覚えながら進んでいける場合があります。

しかし女性の場合、何も考えずに林業に入ると、事業体側の判断で作業内容が決まり、そのまま補助的な仕事に固定されてしまうこともあります。

だからこそ、自分は林業の中で何を覚えたいのか、どんな働き方をしたいのかを、ある程度考えておくことが大切です。

女性でも働きやすい専門性を持つという視点も必要だと思います。

たとえば、造林、育林、森林調査、測量補助、写真管理、現場管理、重機作業、林業広報など、林業の中にもさまざまな役割があります。

すべての作業を男性と同じようにこなすことだけが、林業で働く道ではありません。

自分の体力や性格、得意不得意を考えたうえで、「自分はこの分野を伸ばしたい」と考えられる人は、林業を続けられる可能性が高くなると思います。

そして、そのビジョンをかなえてくれる事業体を選ぶことも重要です。

本人が造林や森林調査を覚えたいと思っていても、その仕事がほとんどない事業体に入れば、続けるのは難しくなります。

重機を覚えたいと思っていても、教える環境がなければ経験は積めません。

現場管理を目指したくても、そこまで育てる考えがない事業体では、将来像が見えにくくなります。

女性が林業で続いている場合、ただ根性で続けているだけではなく、自分に合う働き方と、それを受け止めてくれる事業体があるのだと思います。

林業で働き続けるには、本人の覚悟だけでなく、事業体選びと働くビジョンの両方が必要です。

「自分は林業で何をしたいのか」
「その事業体で、それを実現できるのか」

ここを考えておくことが、女性の林業転職ではかなり大切だと思います。

女性が働く環境が整っている事業体を選んでいる

どんな事業体で働くかで将来が変わるのは男女ともに変わりません。

しかし、女性の場合はより詳細に事業体選びは重要となり、「女性歓迎」と求人に書いてあるだけでは不十分です。

事業体選びで確認したいこと

・過去に女性が働いていたことがあるか
・現在も女性作業員がいるか
・女性がどのような仕事を担当しているか
・未経験者への指導内容が整っているか
・面接や見学の段階で、不安な点をきちんと説明してくれるか

こうした部分を見る必要があります。

個人的には、女性が林業に入る場合、小規模で昔ながらの空気が強い事業体よりも、ある程度、指導体制が整っている大中規模の事業体や森林組合の方が、まだ判断しやすい面はあると思います。

もちろん、大きな組織なら必ず安心というわけではありません。

ただ、教育の流れ、安全管理、担当作業、相談先、勤務条件などがある程度見えやすい事業体の方が、女性にとっては働くイメージを持ちやすいと思います。

大切なのは、その事業体が「女性を採用したい」と言っているかどうかではなく、女性にどのような役割を担ってほしいのかを説明できるかどうかです。

きちんと説明してくれる事業体であれば、少なくとも女性を受け入れることを具体的に考えている可能性があります。

逆に、「やる気があれば大丈夫」「入れば分かる」といった説明だけで終わる場合は、少し慎重に見た方がいいと思います。

面接や見学で確認しておきたいこと

女性が林業に転職するなら、いきなり応募して入社を決めるのではなく、できれば現場見学や一日体験をした方がいいです。

林業は、求人票やホームページだけでは分からないことが多い仕事です。

給料や休日だけを見ても、実際の現場の雰囲気、作業内容、移動時間、安全意識、教育体制までは分かりません。

特に女性の場合は、女性を受け入れる体制があるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

見学や面接では、次のようなことを確認しておくとよいと思います。

ポイント

見学・面接で確認しておきたいこと

【女性の受け入れ実績】
・女性の現場作業員はいますか。
・過去に女性を採用したことはありますか。
・女性が辞めた場合、理由は何でしたか。

【未経験者への指導】
・未経験者は最初にどんな作業から始めますか。
・チェーンソー作業はいつ頃から任されますか。
・体力的にきつい作業は、どのように判断していますか。

【現場環境】
・トイレや着替えはどうしていますか。
・現場までの移動はどうなりますか。
・雨の日や猛暑日の作業判断はどうしていますか。

【評価と相談体制】
・給料は何を基準に上がりますか。
・作業範囲が限られる場合、評価はどうなりますか。
・相談できる上司や先輩はいますか。

こうした質問は、遠慮せずに聞いた方がいいです。

入ってから「思っていたのと違った」となっても、すぐに簡単に軌道修正できるとは限りません。

もちろん、すべての条件が完璧に整っている事業体は少ないかもしれません。ただ、分からないことを確認できる雰囲気があるかどうかは大切です。

林業は、入社前の確認でミスマッチをかなり減らせる仕事です。

本気で林業に転職を考えているなら、面接だけでなく、現場見学や一日体験まで含めて判断することをおすすめします。

林業に向いている女性・慎重に考えた方がいい女性

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では、どんな女性なら林業に向いている可能性があるのでしょうか。

反対に、どんな場合は慎重に考えた方がいいのでしょうか。

もちろん、これだけで向き不向きが決まるわけではありません。

ただ、林業への転職を考える前に、自分がどちらに近いかを一度確認してみてください。

林業に向いている可能性がある女性

・外仕事に抵抗が少ない
・体を動かす仕事が好き
・暑さ、寒さ、虫、汚れにある程度耐えられる
・山を歩くことが苦になりにくい
・分からないことを素直に聞ける
・無理な時に「無理です」と言える
・男性が多い職場でも必要以上に萎縮しない
・長い目で技術を覚える覚悟がある
・補助作業からでも地道に経験を積める
・現場見学をしてから判断したいと思える

慎重に考えた方がいい女性

・自然の中で働くイメージだけで考えている
・体力仕事はできるだけ避けたい
・暑さ、寒さ、虫、汚れがかなり苦手
・危険な仕事だという意識が薄い
・分からないことを聞くのが苦手
・無理をしてでも我慢してしまう
・男性が多い職場に強い抵抗がある
・すぐに高い給料を期待している
・安定した休日や収入を最優先したい
・現場を見ずに転職を決めようとしている

どちらに多く当てはまるかで、林業への向き不向きはある程度見えてきます。

ただし、向いている項目が多いから必ず続くわけではありませんし、慎重に考えた方がいい項目があるから絶対に無理というわけでもありません。

大切なのは、自分の適性を知ったうえで、現場を見て判断することです。

それでも本気で林業を考えている女性へ

ここまで、かなり厳しいことを書いてきました。

女性が林業で働くのは簡単ではありませんが、女性だから林業は絶対に無理だと言いたいわけではありません。

厳しい現実を知ったうえで、それでも林業に興味がある。
一度、現場を見てみたい。
自分にできる仕事なのか確かめたい。
本気で林業への転職を考えている。

そういう方であれば、まずは現場見学や相談から始めてみるのがいいと思います。

林業は、求人票やネットの情報だけでは分からないことが多い仕事です。

実際の現場の雰囲気、山の斜面、作業の流れ、働いている人の空気、危険への考え方、女性を受け入れる体制があるかどうか。

そうしたものは、実際に見たり、現場を知っている人に相談したりしないと分かりません。

もし本気で林業を考えているなら、一度ご相談ください。

ただ話を聞くだけではなく、あなたが林業に向いていそうか、どんな働き方なら可能性があるか、どんな事業体を選ぶべきかを、現場目線で一緒に考えます。

やる気があり、条件が合う方であれば、現場見学や仕事につながる可能性もあります。

もちろん、誰にでも林業をすすめるつもりはありません。

難しいと思えば、難しいと伝えます。
今はやめた方がいいと思えば、そう伝えます。
別の働き方を考えた方がいい場合もあると思います。

それでも、本気で林業に向き合いたい方には、こちらも本気で向き合います。

林業への転職に不安がある方、現場を見てから判断したい方、自分に向いているか相談したい方は、下記からご相談ください。

さいごに|林業転職は、調べて準備すれば可能性はある

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林業への転職は、簡単ではありません。

体力も必要ですし、危険もあります。現場の環境や働き方も、一般的な仕事とはかなり違います。

だからこそ、林業に興味を持ったら、まずはきちんと調べることが大切です。

・林業にはどんな仕事があるのか
・自分はどんな作業に向いていそうか
・どんな事業体なら働き続けられそうか
・現場見学や一日体験はできるのか
・体力面や危険作業への不安はないか
・必要な準備をしたうえで判断できているか

こうしたことを一つずつ確認していけば、林業で働くイメージは少しずつ具体的になります。

勢いだけで飛び込むのは危険です。

しかし、仕事の実態を知り、現場を見て、必要な準備をしたうえで判断すれば、林業への転職は十分に可能性があります。

大切なのは、憧れだけで決めないことです。きちんと調べて、現場を見て、自分に合う働き方と事業体を選ぶ。その準備が、林業転職を成功させるための第一歩になります。

林業会社を選ぶときに見ておきたいポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

林業会社の選び方|未経験者が失敗しないために見るべきポイント

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