林業浜松

【木を伐るならどこに頼む?!】木を伐る業者の特徴と最適な業者の選び方

kitajin

どうも元フォレストワーカーのkitajinです。

庭の木を伐採する際、いったいどこに頼めばよいか悩んでいませんか?

木を伐るサービスが数多くある中、安心して頼める、プロフェッショナルに仕事を頼みたいものです。

この記事では、さまざまな木を伐る仕事について紹介し、伐採する際に知っておきたいポイントや、林業を専門とする我々の業者が提供する信頼性の高い伐採サービスについてご紹介します。

価格や仕事の品質、そして専門家ならではのアドバイスも含め、木を伐る作業を頼む際に、手がかりとなる情報をお届けします。

木を伐る仕事

林業

木を伐る仕事と言われて、一番に思い浮かぶのは、林業ではないでしょうか。

林業は、山の木を伐って、搬出するというのが主な仕事です。

しかし、現在では、山以外にも、造林地や特殊伐採などで、建造物が近くにある場所の木を伐採することも多いです。

木を伐るスペシャリストとしては、林業が挙げられのは、条件の悪い山の中で木を伐っているので、どんな形状の木でも、安全で、丁寧な仕事ができるからです。

また、傾斜のきつい場所で作業をしているので、体力があり、仕事も早く、安全に行います。

土建業

土建業者は、道路や建物など、何かを建造する際に、支障となる木を伐採します。

木を利用するためにというより、邪魔な木を移動させる目的で、伐採をします。

土建業者が自ら、伐採をおこなう場合もありますが、下請けとして、林業や造園業者を雇い、伐採をしてもらうというケースです。

現在では、伐採の需要が増えたため、土建業者の中にも伐採部門を作っている業者も数多く存在します。

造園業

造園業者は、庭園や公共の緑地などで木の伐採や剪定を行います。

景観を整え、樹木の健康を維持するのが目的です。

造園業の特徴としては、邪魔になった木を伐採するというよりは、伸びて邪魔な枝を、見栄えが良くなるように剪定すると言った作業が主となります。

また、高所作業車やロープワークを使った特殊伐採などは、造園の仕事となっております。

庭木の扱いには慣れており、安全に作業をしてくれて、心強いはずです。

解体業

解体業は、建物などの建造物を解体して、それぞれの処理工場に持っていくのが仕事です。

解体業者が、伐採を行うことはあまり知られていません。

解体業者の伐採とは、まさに木の解体するというイメージです。

依頼を受けた場所の立木を伐採して、処理工場に運ぶという流れは、建造物とあまり変わりはないでしょう。

しかし、専門ではないので、木の伐採をいつもやっているわけではありません。

ですので、業者によっては仕事内容にバラツキがあるかもしれません。

人材派遣業


木を伐る仕事の中には、シルバー人材業も含まれます。

シルバー人材では、雑草の刈りこみや木の剪定以外にも、伐採の仕事も依頼があればやります。

ただし、安全性のために、大きな木の伐採はしておらず、また、常に伐採を行っているわけではないので、作業員の能力にバラツキがあります。

電力会社

電力会社は、電線や送電塔周辺の植生を管理するために伐採作業を行います。

これは電線の安全な通電を確保するために重要です。

定期的に、巡回して、枝の剪定や伐採などを行いますが、ほとんどが枝の剪定であり、また、はえている木は、道路に面していたり、電線の下といった具合に限られています。

また、民家の庭の木などを処理することはしていないでしょうから、依頼をすることは難しいかもしれません。

専門業者を選ぶポイント

値段

値段を決めるうえで重要なのは、市場の適正価格です。

他社と比べて、どのくらい違うかが分かれば、値段の交渉もしやすいというものです。

しかし、値段が安ければよいというわけではなく、そこにどのようなサービスが含まれているかを知ることも判断材料にしましょう。

おおよそ、最近の市場動向によれば、伐採の価格はおおよそ以下のとおりであり、そこにどのようなサービスが加わるのか、自分の要望をどこまでかなえてくれるのかを話し合いができる業者を選ぶことが望ましいです。

経験と専門知識

伐採の専門業者は、豊富な経験と専門知識を持つことが重要です。

異なる樹種や地域に対する理解が、作業の効率や安全に影響をします。

特に伐採する樹種の性質を知っていないと、安全に作業できません。

木によっては、早く成長するために木が柔らかく、折れやすく、ちょっと切れ込みを入れただけで倒れたり、偏りの大きな木の伐採で重心に向かって倒れてしまったりします。

それらをきちんと理解したうえで、伐採することは基本です。

安全対策と保険の有無

木を伐採する作業は危険を伴います。

専門業者は徹底した安全対策を実施し、従業員や作業場の安全を確保する必要があります。また、事故や損害に備えるための保険が整っているか確認しましょう。

環境への配慮

環境への配慮は現代の価値観に合致した専門業者の選定に欠かせません。

木の伐採作業において、環境への悪影響を最小限に抑える方法や再生可能な資源の活用など、環境への取り組みが重要です。

カスタマイズされたサービス

顧客のニーズに合わせたカスタマイズされたサービスを提供できるかどうかも重要です。

異なるプロジェクトやクライアントに対応できる柔軟性があり、期待に応える能力があるか確認しましょう。

これらのポイントを考慮することで、信頼性の高い専門業者を選び、木を伐採する際のスムーズな作業を確保できます。

伐採した木の再利用

スウェーデントーチ


庭木を伐採した後に、その木を再活用してスウェーデントーチを作ることは可能です。この方法では、庭の樹木を有益なアウトドアアイテムに変えることができます。

まず、庭木を伐採し、選んだ木を所望の長さに切ります。太くてまっすぐな木が最適で、パインやシダーなどが適しています。その後、木の上端にクロスカットソーなどを使用して複数の切り込みを入れます。これにより、内部に火を灯した際に通気が良くなります。

切り込みに火を灯し、中の通気孔から炎を上げると、庭木がスウェーデントーチとして生まれ変わります。


庭木を伐採した後、その木材を薪に変えることは素晴らしいアイデアです。この方法で、庭で得られる木材を有益なエネルギー源に変えることができます。

まず、庭木を伐採し、適切な長さに切り分けます。薪ストーブや暖炉で使用するためには、通常、30センチから50センチの長さが適しています。次に、木を割って薪にすることができます。手斧や薪割り機を使って、木を適切なサイズに割り、乾燥させます。

この方法で得られた薪は、暖房やアウトドアなど、さまざまな用途に使えます。庭で伐採した木材を再活用することで、自家製の薪を手に入れることができ、環境にもやさしいエネルギー源を得ることができます。

庭木を薪に変えるプロセスは手間がかかりますが、その成果は暖かい家や心地よい焚き火、そしてアウトドアな活動にも活かすことができます。

椅子

庭木を伐採した後、その木材を使ってオリジナルの椅子を作ることは楽しくて創造的なプロジェクトです。自分の手で椅子を作ることで、庭木が新たな命を吹き込まれ、持続可能なリサイクル活動にも貢献できます。

まず、伐採した木を適切な寸法に切り分けましょう。次に、椅子のデザインや形状を考え、必要な部品を切り出します。手工具や電動ツールを使って、木材を削ったり組み立てたりすることで、独自の椅子が完成します。

このDIYプロジェクトでは、想像力を発揮して自分だけの椅子を作り上げることができます。塗装や仕上げの工程もお好みでアレンジでき、庭木から生まれた特別な椅子ができあがります。椅子を作ることで、伐採した木材が新しい形で生活に取り入れられ、自分の作品に誇りを感じることができます。

さいごに

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適切な伐採業者を選ぶことは、専門的な技術や安全対策、環境への配慮が求められる重要な決断です。

林業業者、造園業者、解体業者、土木業者など、それぞれが得意とする分野が異なります。

経験と専門知識、安全対策や保険の有無、環境への意識、そしてカスタマイズされたサービスが、伐採業者を選ぶ際のポイントとなります。

伐採作業が終わった後、伐られた木を有効活用することができます。DIYプロジェクトや他の創造的なアイデアを考えることで、その木に新しい命を吹き込むことができるのです。庭木の再生利用は、持続可能な活動への一環としても意味があります。

自分のニーズに合わせ、プロの手に任せつつ、伐られた木が新たな役割を果たすことで、美しい庭や創造的なプロジェクトが生まれることでしょう。伐採後も木に対するアプローチを考え、持続可能な活動に参加してみてください。

-林業浜松